横峯が首位浮上!3打差で有村が追う
2009/05/30 17:33
千葉県にある千葉廣済堂CCで行われている国内女子ツアー第11戦「廣済堂レディス」の2日目、この日も時折小雨が降るあいにくの天気となったが、風は無く、スコアを伸ばすには絶好のコンディションが整った。
最終組は、今季好調の有村智恵と横峯さくら、そしてキム・ソヒ(韓国)が同組で回る。1番ホールは、有村と横峯が共にバーディ。2人とも序盤から切れのあるゴルフを見せつけたが、この日は横峯の方が一枚上手だった。
3番で4mを沈めて有村に追いついた横峯は、4番、6番、7番とショットを1ピン以内に絡めてバーディを積み重ねる。逆に序盤の有村は、「距離の感じを考えすぎて、振り切れていない所があった」と、グリーンを外してのアプローチが続く。「獲りやすいホールなのに、はがゆかった。そこで一気に横峯さんの勢いに負けてしまった」と、前半は一つスコアを伸ばすに留まった。
後半も3バーディを奪った横峯は、ピンチらしいピンチもなく8バーディノーボギーの「64」。06年に記録した自己ベストにならぶ好スコアで通算12アンダーとし、単独首位に浮上した。一方の有村は、6バーディ2ボギーの「68」。2つのボギーは共に1.5mを外しての3パットともったいないものだったが、首位の横峯と3打差の通算9アンダー、単独2位で最終日に逆転を目指す。
「3打差は有って無いようなもの」という横峯に対し、有村は「相当頑張らないと追いつけない」と、どちらも気を引き締める。最終日も同組となり、2人は3日間続けての直接対決となった。
その他、通算8アンダーの3位タイに続くのは若林舞衣子と竹末裕美の2人。通算5アンダーの5位タイに、三塚優子ら5名が続いている。