2013年 ヤマハレディースオープン葛城

悪天候の中、イ・ボミが7アンダー単独首位に浮上

2013/04/06 16:05
風雨が強まる不利な条件ながら単独首位に浮上。今季初勝利に王手をかけたイ・ボミ

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 3日目◇葛城GC 山名コース(静岡県)◇6,549ヤード(パー72)

日本列島を覆いつくす低気圧の影響で、11時過ぎに降り出した雨は時間を追うごとに強さを増し、午後からは強風が選手たちのプレーに影響をもたらした。多くの選手がスコアを崩す中、スコアを1つ伸ばしたイ・ボミ(韓国)が通算7アンダーの単独首位に浮上。2位以下に2打差をつけている。

通算5アンダー単独2位は大山志保。ボミと同組でラウンドした大山は、スコアを1つ落としたが復活優勝にむけて好位置をキープしている。さらに1打差の通算4アンダー3位タイには横峯さくら佐伯三貴黄アルム(韓国)、リ・エスド(韓国)の4人が並んだ。

予選2日間首位をキープしたO.サタヤ(タイ)は、後半にダブルボギーをたたくなど通算3アンダー、首位とは4打差の7位タイに後退した。大会連覇を狙う笠りつ子は、通算1アンダーでキム・ヒョージュ(韓国)、馬場ゆかりなどと並び18位タイとなっている。

<ボミ、不利な条件ながらムービングデーをリード>
時の経過とともに風雨の勢いは強まり、天候も順位も荒れに荒れたムービンデー。スタートが遅くなるにつれて過酷さを増す状況に、上位の多くがスコアを落とす中、最終組の1つ前を回るボミが3バーディ、2ボギーの「71」。混戦を1歩抜けだし、単独首位に躍り出た。

開幕戦こそ予選落ちを喫したが、その後はすっかり復調の気配。シーズン開幕前に新たに用品契約を交わしたニュークラブも手に馴染みつつあるようだ。この日の悪条件でも「フェアウェイにちゃんと置くことを守りながらプレーした」というプランに徹し、大崩れすることなくボギー2つに抑えた。

明日は雨の心配こそないが、日中を通して強風が残る予報が出ている。「明日もスコアを守り、風に備えながらプレーしたいと思う」。昨シーズンはキャリアハイの賞金ランキング2位。今シーズン初勝利のチャンスを早々に迎えた賞金女王の有力候補は、疲労の色を見せることなく笑顔を浮かべた。

明日最終日逆転優勝となるか、トップと2打差5アンダー単独2位
雨にも負けず、風にも負けず・・・
16番で二人ともスコアを落とし、17番では二人とも笑顔で・・・
本日を象徴する姿かも・・・1アンダー18位タイ
10番ボギーの危機にナイスパーセーブで「出ましたガッツポーズ」
弾けるインパクト、あえてモノクロにしてみました。4アンダー3位T浮上
トップとは5打差しかないので、まだ可能性は残ってるね2アンダー12位T
4アンダーにスコアを伸ばし3位に急浮上
傘でボールを濡らさないようにするのもキャディさんの仕事です
まだ2番でまるで順位が上がるのがわかっているかのような・・・4アンダー3位T
惜しい!
いかにも飛ばし屋な感じでしょ、中国で重量挙げの選手だったんですって3アンダー7位T
6番前組と間隔があいてしまいドライバーを持ったまま走ってセカンド地点へ18位まで後退です
なかなか思うようにいかないのかな?2アンダー12位T
18番雨の中、惜しくもバーディパットを外してしまい残念そうな姿がこの写真です2アンダー12位T

2013年 ヤマハレディースオープン葛城