桃子失速!古閑、諸見里が首位タイで最終日へ
2008/08/09 18:06
北海道にある苫小牧ゴルフリゾート72 エミナGCで開催されている、国内女子ツアー第21戦「アクサレディスゴルフトーナメント」の2日目。連日、晴天に恵まれてはいるが、風が強くなり、硬いグリーンでボールを止めることができず、各選手は伸び悩む展開となっている。
この日唯一の60台、3アンダー「69」でラウンドした古閑美保が、通算4アンダーまで伸ばし首位タイに浮上してきた。前半、3番パー3に続き4番パー5でもバーディを奪った古閑は、5番でこの日唯一のボギーを叩いたが後半にも2ストローク伸ばしてきた。
古閑と並び首位タイに浮上したのは、9番以降3つのバーディを奪った諸見里しのぶ。後半に入りスコアを崩す選手が続出したが、古閑と諸見里は安定したゴルフを続けた。1打差の3アンダー3位には山口裕子と白戸由香。白戸は12番までパープレーを続けたが、13番、14番で連続ボギー。16番パー3でバーディを奪い優勝争いに食らい付いている。
初日4アンダー2位タイの好スタートをきった上田桃子は、前日夜に左足を痛めショットが乱れてしまった。3連続ボギーを叩くなど精彩を欠き、2日は4オーバーの「76」。初日の貯金を使い果たしイーブンパーの14位タイに後退してしまった。
招待選手のナタリー・ガルビス(アメリカ)は、2バーディ、3ボギーと1ストローク落としたが、順位は31位タイから20位タイに浮上。首位との差は前日と変わらず5つとなっているが、最終日にどこまで伸ばせるか注目だ。