2008年 明治チョコレートカップ

女子ツアーの混戦はまだ続く!?ツアー未勝利の生島早織が単独首位

2008/07/11 20:07
通算6アンダーで単独首位に立った生島早織。「出場する以上は、チャンスがあると思います」(笑)

国内女子ツアー第18戦「明治チョコレートカップ」が、北海道にある札幌国際CC島松コースで開幕した。大会初日は朝からあいにくの雨模様。午後に入って一時、雨足は弱まったが、夕方に入りまた強く降り始めた。今季は17試合を終えて、すべての大会で優勝者が違う大混戦の国内女子ツアー。この日の上位もフレッシュな選手達が顔を揃えた。

初日、6バーディノーボギーの「66」で回って単独首位に立ったのは、ツアー5年目の生島早織。冬場のトレーニングで飛距離が20ヤード位伸びたという生島は「1~2ヶ月前からショットは良いです。今日はスイングもリズムも同じ感じでプレーできました」と、試合では自己ベストというスコアで単独首位に躍り出た。

2位以下は大混戦。通算4アンダー、首位と2打差の2位タイで追いかけるのは、先週の「ベルーナレディスカップ」で優勝争いを演じたイ・ジウと、藤田幸希の2人。さらに1打差の3アンダーで、不動裕理ら5名が続いている。

ディフェンディングチャンピオンの大山志保は、2つのダブルボギーを叩いたものの、最終18番でバーディを奪うなど粘りを見せて、通算1オーバーの28位タイ。今季初優勝を目指す横峯さくらは、通算2オーバー38位タイとやや出遅れた。

2位タイの好スタートに、笑顔がこぼれる藤田幸希
「パターが入りだしてまだ4日目ですから」と慎重な不動裕理
福嶋、三塚とのロングヒッターペアリングに耐え、3アンダースタートの服部真夕
6番パー5で84ヤードをチップインイーグル!4位タイの白戸由香

2008年 明治チョコレートカップ