さくら、桃子が一歩も譲らず好スタート!
2007/09/21 18:04
国内女子ツアー第27戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」が、宮城県にある利府ゴルフ倶楽部で開幕した。この日は朝から気温・湿度ともに高く、東北地方とは思えない厳しい暑さの中での戦いとなった。
初日、賞金女王争いでトップに立つ上田桃子と、追い上げる横峯さくら共にスコアを伸ばす。2番パー5で、3打目をピン下5mにつけた上田が先にバーディパットをねじ込むと、ピン右1mにつけた横峯もきっちりとバーディを奪う。
先週の試合終了後、入らなかった悔しさをパッティング練習にぶつけた上田は、1番で2mのチャンスを逃したものの、「気持ち良く打ちすぎてタッチが強くなったけど、良いストロークが出来ている」と納得させ、2番そして3番の連続バーディにつなげた。
一方の横峯は、先週は体調不良で練習量が少なくなり、ショットの精度に影響が出たというが、この日はアプローチが冴えパーを拾った。
「さくらちゃんは、調子の良さが見ていて分かる」という上田と、「桃ちゃんはやっぱりうまい」という横峯。2人ともに一歩も譲らず4バーディノーボギー、通算4アンダーの2位タイで初日を終えた。
なお、単独首位に立ったのは5バーディノーボギーの丁允珠。「今日はパターが良かったです」と振り返った。3アンダー4位タイには、イジョンウン、具倫希、斉藤裕子、白戸由香の4人が続く。地元・東北福祉大に通う原江理菜は、1アンダー15位タイと好位置をキープしている。