2007年 スタンレーレディスゴルフトーナメント

27ホールを終えて横峯、上田、有村が首位!3人同時優勝の可能性あり!

2007/07/14 18:18
「明日があることを祈りたい」。17番のボギーを悔やんだ上田桃子

静岡県の東名CCで開催されている、国内女子ツアー第17戦「スタンレーレディスゴルフトーナメント」は練習ラウンドから霧が発生するなど、不安定な天候が続いた。初日は霧の影響で試合の進行が大幅に遅れたが、全選手ホールアウト。2日目以降の予報が大雨となっていたため、大会2日目は9ホールのみのラウンド。

最終日には台風4号が会場付近を通過する予報となっているため、この日の9ホールで試合が終了する可能性もでてきた。したがって選手たちは、1つでもスコアを伸ばそうとスタートダッシュを狙った。しかし、前日から振り続ける雨は、試合が始まると次第に強さを増し、コース内では水たまりが出来る状態。グリーンは水はけが良く、水溜りが出来ることはなかったが、雨水を含んだグリーン上のラインを読みきるのは難しく、思うようにスコアを伸ばせなかった。

3アンダー首位タイでスタートした横峯さくらはスコアを崩さず3アンダーでこらえたが、2週連続優勝を狙う大山志保は6ストローク落とし3オーバー21位タイに後退。さらに大会連覇を狙う古閑美保は、この日だけで9ストローク落とす大乱調で6オーバーの54位となっている。

通算27ホールを終えて首位は3アンダーで並んだ、横峯、上田桃子有村智恵の3人。最終日はこの日と同じくインコースのみ9ホールのラウンドが行われる予定だが、天候次第では中止も充分に考えられる。中止となった場合、この3人によるプレーオフが行われるのだが、そのプレーオフも出来ないと判断された場合は3人同時優勝となる。

18番、ラフからのアプローチもきっちり寄せてパーセーブの横峯さくら
ホールアウトした表純子夫妻が同組の茂木宏美を見つめる
1番で幸先良くバーディスタートを切った諸見里は7位タイにつけた
初めての最終組を「楽しかった」と振り返ったアマチュアの新井麻衣

2007年 スタンレーレディスゴルフトーナメント