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さくらが首位浮上!メジャー獲りに王手

千葉県のキングフィールズGCで開催されている、国内女子ツアーの今季第18戦で、公式戦(メジャー)第2戦となる「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の3日目。大きくスコアを崩す選手も現れる展開に、この日1ストローク伸ばした横峯さくらが、通算6アンダーの単独首位に浮上。2009年の最終戦以来となるメジャータイトル獲得へ王手をかけた。

横峯とは3打差の通算3アンダー2位には藤田幸希と、三塚優子の2人。藤田は34年ぶりとなる同大会2連覇に向けて最終日に逆転を狙える位置をキープ。単独首位でスタートした三塚は、中盤までリードを奪っていたが、後半にボギーを3つ数え首位の座を明け渡してしまった。

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通算1アンダー4位には若林舞衣子森田理香子フォン・シャンシャン(中国)の若手と福嶋晃子が並び、通算イーブンパーの8位タイには不動裕理服部真夕黄アルム(韓国)の3人が並んでいる。

<さくら、崩れかけた流れをビッグプレーで止める>
首位を1打差で追う横峯は、3番(パー3)のバーディで早くも三塚を捕らえる。だが、「今日はラフにいれることが多かった」とスコアメイクに苦しむ展開となり、7番、9番と立て続けにボギー。再び三塚にリードを奪われる。この崩れかけた流れを止めたのが、最難関の12番パー4。ティショットを左ラフに打ち込むと、2打目はグリーン奥のカラーまで達してしまう。この3打目をSWで捻じ込む起死回生のチップインバーディを奪い、ピンチから一転、流れを呼び込むビッグプレー。16番(パー3)でもバーディを奪い、最終的に後続に3打差をつけての単独首位に浮上した。

<連覇を狙う藤田、逆転圏内で最終日へ>
2日目に4連続を含む7つのバーディを奪い、一気に首位に肉薄した藤田。しかし、「今日は最初から耐えるゴルフは予想していた」と振り返る通り、3日目は2バーディ、3ボギーと苦しい内容に終始した。終盤の17番(パー5)では、ティショットがバンカーの際に止まってしまう不運もありバーディならず。それでも、初日から心がけている「ダブルボギーを打たない」目標は達成を続け、大きく崩れる不安要素はうかがえない。首位に3打差は、まだまだ逆転圏内。34年ぶりとなる大会連覇に向け、明日は最終組で首位を走る横峯との直接対決に挑む。

若林舞衣子、この日のベスト「68」で急浮上>
シビアなピンポジションにより全体的にスコアが伸び悩む中、30位タイからスタートした若林が5バーディ、1ボギー。この日のベストスコアとなる「68」をマークし、通算1アンダーの4位タイへの急浮上を果たした。昨年大会も5位タイと上位フィニッシュを遂げている若林。「バンバンとスコアが出るコースよりも、ボギーを打ってもガマンするコースの方が好き」と、メジャー仕様の難セッティングは得意とするところ。今季は10位が最高位と目立った成績を残せていないが、「メジャーでも高い目標を持って、あくまで優勝を狙いたい」と、5打差からの逆転勝利に意欲を燃やす。

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2011年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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