横峯は3位タイに後退、川崎が単独首位に踊り出た!
2005/06/04 18:00
福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブ36で行われている、国内女子ツアー第10戦「リゾートトラストレディス」の2日目。途中雨が激しくなり、試合が一時中断されるあいにくの天候の中、好スコアが続出するハイレベルな戦いとなった。
単独首位スタートの横峯さくらは、出だしの1番で長いバーディパットを決め、幸先の良いスタートを切った。続く4番パー5の第3打、バックスピンでピンそば1メートルにつけたが取りこぼしてしまう。その後は2バーディ2ボギーのパープレーで周り、通算7アンダーの3位タイでホールアウトした。来週の大会の結果を反映した時点での、賞金ランキング上位5位までに7月「全米女子オープン」の出場権が与えられる。現在、同ランキング6位の横峯にとって、是が非でも優勝ないし上位に食い込みたいところだ。
一方、大会2日目通算11アンダーで単独首位にたったのは、首位と2打差の6位タイからスタートした川崎充津子。前半のインコースで「30」をマークすると、後半でさらに1つ伸ばしてホールアウト。2位の李恩惠に3打差をつけ、ツアー2勝目に王手をかけた。
そして、今週の大会からアイアンのシャフトをカーボンからスチールに換えて挑んだ宮里藍。本人も納得している通りショットの調子が良く、幾度となくバーディチャンスにつけたが、パットが全然入らず我慢のゴルフを強いられた。結局この日は1つスコアを伸ばすだけとなり、通算2アンダーの21位タイで2日目の競技を終了。3試合連続優勝の偉業達成に黄色信号が灯った。