国内女子ツアー開幕!凱旋帰国した宮里藍が大会連覇を狙う!
国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が、3月4日(金)から6日(日)までの3日間、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で開催される。2月に行われた「ワールドカップ女子ゴルフ」で宮里藍&北田瑠衣の最年少ペアが日本チームで優勝、さらに先週の「ANZレディスマスターズ」で宮里が2位に入る活躍などもあり、国内女子プロ界は開幕前から空前の大騒ぎとなっている。
帰国後の記者会見でも多くのメディアが殺到したため、この混乱を恐れる大会主催者は13人の“藍専属SP”を配置するなど厳戒態勢を敷く予定。さらにプレハブのプレスルーム、ギャラリースタンド、仮設トイレも増やして対応している。
大注目の宮里藍は2日(水)の朝にコースへ到着。まずは1時間ほどの練習を行なった。最近姿を見せていなかったお父さんもこの日コースに登場。親子でスイングチェックを行った後、アウトのハーフのみラウンドした。「長期遠征の間に、藍のス イングは良くなってますよ」と語る父・優氏。連覇が掛かる本大会の活躍が期待される。
昨年は2日目に猛チャージをかけた宮里が、2位以下に3打差をつけて優勝。今年ディフェンディングチャンピオンとしてこの大会に挑む。海外試合でまた一段と成長を遂げた宮里のプレーに期待したい。
また、横峯さくらもシーズンオフ時に力をつけてきた選手の一人。2月にハワイで行われた男子ローカルトーナメント「パールオープン」では、男子プロに混ざり17位タイでフィニッシュ。その後、宮里の活躍で影が薄れてしまったが、海外で自信と力をつけて帰国した。アマチュア時代からの宮里のライバルである横峯がツアー初優勝を狙う。
そのほか、5年連続賞金女王の不動裕理、宮里とペアを組み「ワールドカップ女子ゴルフ」を制した北田、今週の月曜日にアディダスゴルフとウェア契約を結び心機一転した古閑美保などが沖縄の地で火花を散らす。