2010年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

朴仁妃、完勝で日米メジャー制覇を達成!

2010/11/28 14:29
2位に4打差をつけて今季2勝目を飾った韓国の朴仁妃

宮崎県にある宮崎カントリークラブで行われている国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日、太陽は顔を出したが、強風の吹く難コンディションとなり、ついにこの日アンダーパーでラウンドする選手は居なくなった。

サバイバルレースとなった今大会を制したのは、08年の「全米女子オープン」チャンピオンの朴仁妃。単独首位からスタートした朴は1番でバーディ、続く2番で「とても緊張していた」とティショットを右に曲げてダブルボギーを叩いたが、他の選手もスコアを伸ばせていない状況を確認し、自分のゴルフに徹することで流れを取り戻した。

この日「73」で回った朴はただ一人アンダーパーの通算1アンダー。2位に4打差をつける完勝だった。今季国内ツアー14試合に出場した朴は、優勝2回、2位6回で賞金ランキング5位に入る快進撃。賞金女王に輝いたアン・ソンジュと共に改めて今季の女子ツアーを席巻した韓国旋風を印象づけた。

2位に続いたのは、アン・ソンジュ宮里美香の二人。最終組から逆転優勝を目指した不動裕理は、スコアを伸ばせず通算4オーバーの単独4位。大会2連覇に挑んだ横峯さくらは、昨日に続くノーバーディのラウンドで、通算8オーバー9位タイで今季最終戦を終えている。

表情豊かにプレーする姿は、撮影していて楽しいものです。まぁとにかく強過ぎるっ!2位タイ。
ドライバーショットが曲がっても「やっちゃったぁ」と言うような余裕の表情です。
最終的には2位タイに食い込みましたが、前半でスコアを落としてしまい、朴仁妃を脅かす事ができませんでした。また来年、日本の試合にも出場して下さいね。
最終組でのラウンド。優勝の期待も膨らんだのですが・・・。でも、来年こそは女王復活の予感がします。単独4位。
前半は1つスコアを伸ばし、優勝戦線に顔を出しましたが、後半に入って4つスコアを落とし耐えられませんでした。単独5位。
前半早々に優勝争いから脱落。パターがもう少し入っていれば・・・。6位タイ。
6番ホールのセカンドショットは、グリーン手前の大きな松越えでピンを狙います。
14番ティショットは大きく右に曲がってあわやOB。助かりましたが、横に出すだけで精一杯です。
とにかく何が起こっても、いつも冷静なんです。
残念ながら最終戦も、有終の美は飾れませんでした。でも、優勝なしで9000万円を越える賞金獲得は、本当に立派だと思います。来年は久々の優勝が見たいですね。
まさか今年、未勝利で終わるなんて想像も出来ませんでした。来年はまた「メジャー女」復活を期待してます。
「そろそろアツアツのお鍋、出来たかしら?」
一昨日はオレンジ。今日は洋ナシ。果物好きですね。
談笑する2人を見ていると、何だかアメリカの女子ツアーのようです。
6番ミドルホール、短いバーディパットを外し、しばし呆然。
「さくらねーちゃん、がんばれ~!」の子供達の熱い声援に、笑顔で応えるさくらねーちゃん。
優勝の歓喜をキャディと分かち合います。34試合中、14試合しか出場していないのに、賞金総額が8200万円って・・・フル参戦したらどうなっちゃうんでしょう。
リコーカップの表彰式には、出場全選手が参加します。表彰式が始まる直前は、まるで女子高のようなムードです。
樋口会長から、賞金女王のトロフィーを贈呈されます。
試合後には宮崎市内のホテルで、LPGAファンクラブのメンバーの方々と交流会です。ゴルフ場では見られないドレッシーな姿の女子プロ達。イベントも盛り沢山で華やかなパーティーです。

2010年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ