服部、井芹が首位!宮里藍が大きく出遅れる波乱!!
2010/05/06 18:00
国内女子ツアーの第9戦で、国内メジャー初戦となる「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」が、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コースで開幕。今大会には、先週の米ツアーで早くも今季3勝目を果たした宮里藍が凱旋出場することや、米ツアーでもトップクラスの選手が数多く出場することで、メジャーらしい顔ぶれが揃った。
注目の初日は、その宮里がスコアを伸ばせず苦戦を強いられている。12時15分に10番ホールからスタートした宮里は、いきなり20m近いロングパットを決めてバーディを奪った。しかし、次第に強さを増した風にも翻弄され、ショットの精彩を欠いてしまう。初日は4オーバーの50位タイ、首位とは8打差と苦しい展開になってしまった。
首位に立ったのは、4アンダーをマークした服部真夕と井芹美保子の2人。ともに、午前中の風が穏やかなうちにラウンドしてスコアを伸ばしている。1打差の3アンダー単独3位につけたのは、現在世界ランキング2位の台湾のヤニ・ツェン。宮里と同じ組でラウンドし、序盤は2つのボギーが先行したが、最終9番で5つ目のバーディを奪い好位置につけた。
さらに1打差の2アンダー4位タイには、佐伯三貴、中田美枝、イ・ナリ、イム・ウナの4人。1アンダー8位タイに上田桃子、モーガン・プレッセル、宋ボベと強豪が顔をそろえている。
また、昨年の賞金女王横峯さくらは2オーバー26位タイ。大会連覇を狙う諸見里しのぶは、後半の5番パー5でイーグルを奪ったが、3オーバーの40位タイと不満の残るラウンドに。今季すでに1勝している有村智恵は、先週の最終日にスコアを崩したが、その影響が続いているのか、10オーバー100位タイと大きく出遅れてしまった。