有村が首位に並ぶ! 藍は4打差6位タイ、さくらは棄権
2010/04/10 15:23
兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースで開催されている、国内女子ツアーの第5戦「スタジオアリス女子オープン」の2日目。20度近いポカポカ陽気に恵まれた中、初日に比べ全体的にスコアが伸びる展開となった。
通算3アンダーで首位に並ぶのは、1ストローク落として単独首位から陥落した朴仁妃(韓国)と、4打差の2位タイからスタートした有村智恵。有村は序盤から好調なショットを駆使し、バーディを量産。13番までに4バーディ、ノーボギーと一気に首位に詰め寄った。16番で唯一のボギーを叩いたが、この日のベストスコアタイとなる「69」をマーク。今季初勝利に向けて大きく前進した。
通算1アンダーの3位タイには、イム・ウナと宋ボベの韓国勢に加え、「69」をマークした中村香織が浮上。中村は前半こそ3ボギーとスコアを落としたが、バックナインで6バーディ、ノーボギーの「30」と猛チャージ。最終18番パー4では2打目をグリーン奥のラフにこぼすが、残り15ヤードを直接カップに沈めるチップインバーディで締めた。
5位タイからスタートした宮里藍は、スタートホールの1番で3パットのボギーと出鼻をくじかれる。その後もバーディ1つのみ、他は全てパーと伸び悩み、通算1オーバーの6位タイと順位を下げた。2週連続優勝がかかる古閑美保は、通算2オーバーの8位タイ。66位タイスタートの上田桃子は1ストローク伸ばし、通算6オーバーの27位タイで決勝ラウンドへ進んだ。
なお、横峯さくらは第2ラウンドスタート前、体調不良のために棄権をしている。