森田が首位発進! 藍、桃子が3打差で追う!
2010/03/05 16:48
沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で3月5日(金)、国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が開幕した。朝のうちに立ち込めていた霧も徐々に晴れ、日中は26度の晴天に恵まれたが、この日は舞うような風が吹き、多くの選手がスコアメイクに苦しむ展開となった。
その中で絶好のスタートを切ったのは、6バーディ、1ボギーの5アンダーでラウンドした森田理香子。2位に1打差ながら単独首位に立ち、伸び悩む実力者たちを尻目にリーダーズボードを駆け上がった。4アンダーの単独2位には笠りつ子。3アンダーの3位タイには馬場ゆかり、不動裕理、地元沖縄出身の上原彩子のほか、宋ボベ、アン・ソンジュの韓国勢が続いている。
米国ツアーで開幕から2週連続優勝を飾り、地元での凱旋出場を果たしている宮里藍は、ショットが不安定ながらも3バーディ、1ボギーの「70」にまとめ、2アンダーの8位タイ発進。「この風の中で、納得のゴルフだったと思います」と、無難な立ち上がりを見せた。同じく米国ツアーを主戦場とする上田桃子も8位タイに並び、順当に上位争いを演じている。
横峯さくらは「風にやられました。納得のゴルフではないが、明日取り戻したい」と、イーブンパーでフィニッシュ。有村智恵、古閑美保、全美貞(韓国)、地元出身の諸見里しのぶらと並び、29位タイで続いている。ディフェンディングチャンピオンの三塚優子は、4オーバーの80位タイと出遅れた。