2008年 G-ONEオープン

石川遼、プロデビュー戦は首位スタート!

2008/03/29 18:07
切れのあるプレーを見せた石川遼。デビュー戦優勝も現実味を帯びてきた。

茨城県にあるチャーミングリゾート・ワイルドダックCCで国内男子のミニツアー「G-ONEオープン」が開幕した。今大会はプロとなった石川遼(16=パナソニック)の国内デビュー戦。優勝賞金1,000万円、賞金総額3,000万円とミニツアーながら高額の賞金が設定され、国内ツアー開幕を控えたシード選手らの多くが出場している。

注目の石川遼は、矢野東谷原秀人、吉川練(アマ)と同組でスタート。1番のティショットを大きく右に曲げたものの、運よく前が開けており、そこからグリーンを捉えてパーセーブ。この日を暗示するような好スタートを切った。

続く2番、3番とピンそば1mにつけて連続バーディを奪った石川。6番でボギーを叩いて通算1アンダーで折り返したが、「アドレスで肩に力が入っていた」というパッティングを修正した後半は、さらにバーディを量産。結局、6バーディ2ボギーの67(パー71)で回って通算4アンダー、首位タイにつけた。

「スコアは最高。これ以上ないですね。多分、このコースでの自己ベストだと思います」という石川。この日は“バックスイングで右ひざの角度を維持する事”を課題としていたというが、「課題に集中出来て、良い流れで回れました」と、実戦での対応にも自信を掴んだ。

首位に並ぶのは谷原秀人岩田寛ら6名。石川がプロデビュー戦優勝を飾れるのか、明日の決勝ラウンドに注目だ。

9番から6バーディで首位タイの谷原秀人。「優勝争い出来る位置に行こうと思っていた」。
明日は石川遼と因縁の対決となった宮本勝昌
片山晋呉はイーブンパーの32位タイと出遅れた。
デビュー戦から勢いよく飛び出した石川遼。明日はどうなる!?

2008年 G-ONEオープン