2008年 The Championship by Lexus

S.K.ホが5打差で逃げ切り初代王者!矢野東は10試合連続トップ10

2008/11/09 18:08
賞金4,000万円とレクサス1台、そして1,500万円ともいわれるトロフィを獲得した

茨城県にある大利根カントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの第21戦「The Championship by LEXUS」の最終日。前日同様に曇り空の中でのプレーになったが、この日は気温が10度までしか上がらず、真冬のような寒さとなった。

2位に5打差の通算14アンダー単独首位でスタートした韓国のS.K.ホが、3バーディ、2ボギーでスコアを1つ伸ばし、通算15アンダーで記念すべき第1回大会を制した。S.K.は今季「つるやオープン」に続き2勝目、ツアー通算8勝目。そして優勝賞金4,000万円を獲得し、今季の賞金は9,258万円となり賞金ランキングは4位に浮上している。

通算10アンダー単独2位には、3ストローク伸ばした宮里聖志。前半、チャンスをなかなか掴めず苦戦した宮里だが、7番、8番で連続バーディ。後半は15番でピン手前2.5メートルにつけるバーディパットを沈めるなど、初日の54位タイから52人抜きを遂げた。

通算8アンダーの3位タイはウェイン・パースキー(オーストラリア)とブラント・ジョーブ(米国)の2人。通算7アンダー単独5位は、前半に6バーディを奪う猛チャージを見せた甲斐慎太郎。甲斐は後半10番でボギーを叩くと前半の勢いは完全に止まり、その後8ホールは全てパープレーとなった。

この日最もスコアを伸ばしたのは、通算2オーバー42位タイからスタートした矢野東。6バーディ、ノーボギーで通算4アンダーまでスコアを伸ばし、8位タイに食い込んだ。矢野は8月の「バナH杯KBCオーガスタ」から継続するトップ10以内という成績を10試合まで伸ばしている。

3ストローク伸ばしたが、S.K.ホとは5打差の単独2位となった宮里聖志
3バーディ、ノーボギーで8アンダー3位タイに浮上したウェイン・パースキー
前半6バーディを奪う快進撃を見せた甲斐慎太郎。お腹の出っ張りが気になる
歴代2位タイとなる10試合連続トップ10入りを果たした矢野東

2008年 The Championship by Lexus