アンダーパーは片山晋呉だけ!石川遼は4位で最終日へ
2008/10/18 19:43
福岡県の古賀ゴルフ・クラブで開催されている、国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権」の3日目。3日連続の好天で気温は26度、そして最終組の片山晋呉、その前でラウンドする石川遼の組に8,651人の大ギャラリーが集中した。
2アンダー単独首位の片山は、2番パー3でバーディを奪い、3番パー5はボギー。しかし6番パー3で再びバーディを奪い3アンダーまでスコアを伸ばした。最終組が前半を終える時点でアンダーパーはすでに片山のみ。ところが、前日まで安定していたショットが後半は左右に曲がりだす。14番、15番と深いラフに苦しみ連続ボギー。17番パー3はティショットを左サイドのバンカーに入れ、イーブンパーまで後退してしまう。
夕日が差し出した最終18番でバーディを奪った片山が、通算1アンダーにしホールアウト。2位に4打差をつけて大会2勝目、そしてツアー通算25勝の永久シード獲得に王手をかけた。
3オーバー単独2位には、この日2オーバーで踏ん張った上井邦浩。4オーバー単独3位にブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が付け、5オーバーの単独4位に石川遼が続いている。1番のティショットをフェアウェイ右サイドのバンカーに入れ、リズムを崩した石川は、前半に5ストローク後退。しかし、後半は2バーディ、2ボギーで踏ん張り、首位の片山とは6打差で最終日を迎えることになった。