2009年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント

ベテランの中嶋、1打差の4位タイ発進! 石川遼は出遅れ

2009/07/23 18:12
ベテラン勢が上位を賑わした初日。注目は、やっぱりこの人!

北海道にあるザ・ノースカントリーGCで23日(木)、国内男子ツアー第8戦「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」が開幕した。日中は厚い雲に覆われ風も吹いていたが、午後3時ごろからは雲も晴れて日も差し始めた。

その初日、上位は大混戦の幕開けに。5アンダーで首位に並んだのは、I.J.ジャン、金鐘徳(いずれも韓国)、ポール・シーハン(オーストラリア)の3人。4アンダーの4位タイに、中嶋常幸谷口徹宮本勝昌加瀬秀樹ら10人が並んでいる。中でも54歳の中嶋は、4バーディ、ノーボギーと危なげのないプレー。6月の「UBS日本ツアー選手権」で右脇腹肉離れにより棄権し、今週が3試合ぶりの出場となる復帰戦。「出来すぎだと思うよ。最終日まで元気なプレーを見せられればいいね。それが一番の課題です」と謙虚な言葉とは裏腹に、素晴らしい滑り出しを見せている。

3アンダーの14位タイには、先週の「全英オープン」で目覚しい活躍を見せた久保谷健一の他、藤田寛之山下和宏らが続いている。「回れていることが奇跡みたいなもの」と、背中の故障が続いている片山晋呉は、矢野東谷原秀人らと並び、1アンダーの35位タイにつけている。

こちらも「全英」帰りの石川遼は、「フックが止まらなかった」と序盤からドライバーの精度に欠け、伸び悩む展開に。それでも17ホールを終えて1アンダーと耐えていたが、最終9番パー5では、フェアウェイからドライバーで打った2打目が池に入るなどボギーフィニッシュ。イーブンパーの58位タイと出遅れる初日となった。

首位に1打差、4アンダーとした清田太一郎。こちらもパターが好調と話す
「パターが良かった」というI.J.ジャンは首位タイ発進
背中痛が癒えていない片山晋呉だが、スコアは1アンダーとまずまず
怪我から復帰し、開幕戦以来の出場。スタートホールで、帽子を取りお辞儀
「全英」帰りの池田勇太。期待も高かったが、左足痛のため棄権

2009年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント