2008年 キヤノンオープン

原口が単独首位、谷原は1打差2位の好スタート

2008/10/09 10:11
初の賞金王を目指す谷原秀人が単独2位の好スタート!

国内男子ツアー第17戦「キヤノンオープン」が、神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部・西コースで開幕した。快晴に恵まれた大会初日は、気温も23.5度まで上がるぽかぽか陽気。交通の便も良く、会場には2,838人のギャラリーが訪れた。しかし、コースは前日までの雨の影響で、軟らかくなっており、選手達は微妙な計算を強いられた。

初日、5バーディノーボギーの「67」で回って単独首位に立ったのは、プロ12年目の原口鉄也。「ANAオープン」の初日終了後、ホテルに戻る車の中で、ぎっくり腰になり、先週は途中棄権。今週の練習時に、腰が痛くない打ち方を意識して、ショットが安定したという。「これまでは、テイクバックで腰が上がり、切り返すときに下がる感じだったけど、前傾角度をキープしたままスイングするようにした」と、怪我の功名で首位に立った。

単独2位は、通算4アンダーの谷原秀人。2週前に今季2勝目を飾り、先週は休養に充てたが、賞金ランキングトップは守っている。この日は、11番で17m、18番で15mのロングパットが決まるなど、5バーディ1ボギーと安定したゴルフを見せた。

通算3アンダーの3位タイには、10人がひしめく大混戦。谷口徹片山晋呉らの実力者が続いている。4試合ぶりの予選突破を目指す石川遼は、イーブンパーの34位タイと、まずまずのスタートを切っている。

「若い選手の活躍は刺激になります」と、34歳の原口鉄也
永久シード獲得にリーチが掛かったままの片山。早く決めたい!
出だしボギーの後、4バーディを取り返して3位タイにつける藤田寛之
「久しぶりに良いラウンドでした」。4試合ぶりの予選突破を目指す石川遼

2008年 キヤノンオープン