2008年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

谷原と矢野が首位を並走! 石川遼は予選落ち

2008/09/27 19:06
4連続バーディなど持ち前の爆発力を発揮! 首位タイに浮上した谷原秀人

大阪府にある茨木カンツリー倶楽部 西コースで行われている、国内男子ツアー第15戦「アジアパシフィック パナソニックオープン」の3日目。前日サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りと、第3ラウンドが引き続いて実施された。第2ラウンドを終えた時点で、横尾要が通算9アンダーで単独首位をキープ。通算7アンダーの2位タイに、桑原克典矢野東ら4人が並んだ。通算1アンダー、51位タイまでの62名が決勝ラウンドへ進み、石川遼は通算6オーバーの110位タイで予選落ちとなった。

昨日の雨の影響もあり、グリーンは柔らかい上に風も穏やか。スコアを伸ばす選手が続出し、順位が激しく入れ替わる“ムービングデイ”となった。その中で首位タイに立ったのは、4連続バーディを含む8バーディ、2ボギーの「64」をマークした谷原秀人と、2週連続優勝を狙う矢野東。ともに年齢が近く(矢野が1つ年上)、内藤雄士コーチに師事を仰いでいる。会見で優勝への自信を口にしていた2人が、明日は最終組で直接対決に挑む。

通算11アンダーの単独3位に、2ストローク伸ばしたものの首位の座を譲った横尾。「経験は僕の方が長いので、そこら辺で頑張って2人にくっついて行きたいですね」と、2年ぶりの勝利を目指す。続く単独4位には、6ストローク伸ばした久保谷健一が通算10アンダーとし、16位タイから急浮上した。

海外招待選手では、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が通算5アンダーの17位タイに浮上。フレッド・カプルス(アメリカ)は通算1アンダーの44位タイとしている。

絶好調の矢野東が首位タイに浮上。なるか、2週連続優勝!
首位の座を譲ったものの、1打差で最終日を迎える横尾要
この日のベストタイ「64」をマークし、4位に急浮上した久保谷健一
首位を3打差で追うW.リャン。独特なスイングが特徴的だ

2008年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン