矢野東が単独首位に立つ! 片山晋呉が3打差で追う
2008/09/20 18:47
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催されている、国内男子ツアー第14戦「ANAオープンゴルフトーナメント」の3日目。朝から晴天に恵まれたが、初日から吹き続けている風によりグリーンは固さを増し、全体的にスコアは伸び悩む展開となった。
その中で、パットが好調な選手がスコアを伸ばした。「ショートパットが自信を持って打てているのが大きい」という矢野東が「69」をマークし、通算11アンダーとして単独首位に浮上。9番パー5で1.5メートルを沈めイーグルを奪うなど2位に3打差をつけ、2日目まで続いていた混戦から一歩抜け出した。
通算8アンダーの単独2位には、「パットの打ち方に不安がないので、ラインが読めれば長い距離でも狙える」と、やはりパットが好調な片山晋呉。「基本的には、追いかける立場の方が好き。明日が楽しみ」と、逆転優勝による永久シード獲得に向け、明日は最終組で矢野との直接対決に挑む。
通算7アンダーの3位タイには、いずれも下位から浮上してきた太田直己、武藤俊憲、デビッド・スメイル(ニュージーランド)が並んだ。4位タイからスタートした中嶋常幸は、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと1ストローク落とし、通算6アンダーの6位タイに後退。丸山茂樹も1ストローク落とし、通算1アンダーの35位タイに後退している。