中嶋、片山が好スタート! 石川遼は大きく出遅れ
2008/09/18 20:11
国内男子ツアー第14戦「ANAオープンゴルフトーナメント」が9月18日(木)、北海道にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開幕した。朝の内は曇り空で肌寒さも感じたが、日中は晴天に恵まれ気温も上昇。時おり強い風が吹いたものの、初日からスコアを伸ばす選手が続出した。
7アンダーで単独首位に立ったのは、2005、2006年と「日本アマ」を連覇した実績を持つ韓国の金庚泰(キム・キョンテ)。2イーグルを奪うなど、6アンダー首位タイで迎えた最終ホールをバーディで締め、トーナメントリーダーに浮上した。
6アンダーの2位タイには、53歳のベテラン中嶋常幸と、「風の計算がうまくいった」という細川和彦が並んだ。今大会は過去4勝を誇る中嶋は、「打ちやすいし、攻め方が見えてくる」と相性の良さを活かし、ツアー通算49勝目に向けて上々のスタートを切った。
5アンダーの4位タイには、藤田寛之と片山晋呉。永久シード獲得(通算25勝)に王手をかけながら、あと一歩で快挙を逃し続けている片山。最終ホールをイーグルで締めるなど、良い流れで迎えられる明日のプレーにも注目が集まる。
初のホストプロとして出場した石川遼は、ショットとパットが最後までかみ合わず、2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「76」。「酷いゴルフでした」と、4オーバーの106位タイと大きく出遅れる結果になった。