2008年 バナH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント

ツアー初優勝狙う甲斐慎太郎が単独首位!

2008/08/30 13:54
最終18番でバーディを奪い、ギャラリーの声援に手を上げて答える甲斐慎太郎。ツアー初勝利に王手をかけた!

福岡県にある芥屋ゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー第12戦「バナH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」の3日目。天気予報は曇りとなっていたが、コース上空は厚い雲が覆い、降りしきる雨の影響でスタート時間が遅れた。1時間、2時間、そして最終的にはトップスタートが11時40分と予定を3時間遅れて開始した。

午前9時の時点で雨は完全に止み、その後は日差しも出たが、海から吹く風は強く、スコアを崩す選手も続出し順位も大きく入れ替わった。この日首位に浮上したのは、通算7アンダーまでスコアを伸ばした甲斐慎太郎。3番、9番、10番でバーディを奪った甲斐は、13番から連続ボギーを叩くが、その後もスコアを伸ばした。13番では林に打ち込み、前日に続くトラブルに見舞われたが、続く14番は自分のチャンスホールと信じてバーディを奪い、悪い流れを断ち切った。

首位の甲斐を1打差の通算6アンダーで追うのは43歳のベテラン秋葉真一。スタートの1番でボギーを叩くが、9番、11番、15番でバーディを奪い、4アンダーの4位タイから浮上してきた。9番では2オンに成功し10メートルのイーグルパットは決まらなかったが、確実にバーディを奪った。さらに1打差の通算5アンダー3位タイには、矢野東スティーブン・コンラン星野英正の3人が並んでいる。

2オーバーの42位タイで10番ホールからスタートした石川遼は、11番でバーディを奪うが13番パー5でボギー。後半の1番でこの日3つ目のボギーを叩き、通算3オーバーまでスコアを落とすが、6番、9番と2つのパー5でバーディを奪い、通算1オーバーの30位タイに浮上している。

9番でイーグルチャンスは決められなかったが単独2位に浮上した秋葉真一
風の強い中、3バーディ、ノーボギーでラウンドした矢野東
4番でバーディを奪った星野英正だが、続く5番でOBを打ち順位を下げてしまった
最終9番でバーディフィニッシュ。この日は右手で小さいガッツポーズの石川遼

2008年 バナH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント