3週前にツアー初Vのスコット・ビンセントが一気に浮上

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 2日目（17日）◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース （北海道）◇7063yd（パー72）

68位から出たスコット・ビンセント（ジンバブエ）がボギーなしの9バーディ「63」でプレー。通算9アンダーでジェイビー・クルーガー（南アフリカ）と並んでトップに躍り出た。

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首位に並んだ2人の共通点は妻がキャディをしていること。3週前の「Sansan KBCオーガスタ」でツアー初優勝を飾ったビンセントは「今日はとても風が難しかったけど、思ったとおりのショットが打てていたので、このスコアにつながった。キャディの妻は助けてくれはするけど、ラインを読んではくれないよ」と笑いつつ、上がり4連続バーディでフィニッシュした。

1打差3位に堀川未来夢、矢野東、片岡尚之、阿部裕樹ら8人が並んだ。

選手会長の時松隆光、横田真一、木下稜介ら6人が通算7アンダー11位。

この日、30歳の誕生日を迎えた石川遼は4バーディ、3ボギーの「71」でプレーし、13位から通算5アンダー24位に後退した。

2週前の「フジサンケイ」優勝の今平周吾が通算4アンダー29位。2019年大会を制した浅地洋佑は通算1アンダー55位で予選ラウンドを終えた。

＜上位成績＞
1T／－9／スコット・ビンセント、ジェイビー・クルーガー
3T／－8／矢野東、片岡尚之、堀川未来夢、阿部裕樹、植竹勇太ほか
11T／－7／横田真一、香妻陣一朗、大槻智春、木下稜介、時松隆光ほか
17T／－6／星野陸也、西山大広、小西貴紀、照屋佑唯智、木下裕太ほか