2020年の国内男子開幕戦 シンガポールに五輪メダリストが集結
◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 事前情報◇セントーサGC(シンガポール)◇7398yd(パー71)
2020年の日本男子ツアーは今年もシンガポールで幕を開ける。昨季最終戦から約1カ月のオフを経て、全25試合の初戦として再始動。シーズン2戦目となるアジアンツアーとの共同主管競技は16日(木)から4日間の開催となる。
オリンピックイヤーの第5回大会における、フィールドの目玉は2016年の「リオデジャネイロ五輪」のメダリストたち。金メダルのジャスティン・ローズ(イングランド)、銀のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、銅のマット・クーチャーが出場する。
前年アジアンツアーで賞金王に輝いたジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)が、ディフェンディングチャンピオンとして参戦。一方で日本ツアーの賞金王・今平周吾は米国、欧州ツアーにスポット参戦するため欠場する。
初開催から日本人の優勝者はまだいない。19年は藤本佳則が2打差の2位に終わった。石川遼は過去2年、予選ラウンドを1位(18年)、2位(19年)で通過しながら、いずれも決勝ラウンドで失速した(18年16位、19年47位)。星野陸也、堀川未来夢らは米ツアー「ソニーオープンinハワイ」から、大槻智春や関藤直熙はアジアンツアー「香港オープン」からの連戦に臨む。
大会は7月の「全英オープン」(イングランド・ロイヤルセントジョージズ)出場権がかかるシリーズのひとつ。12位タイまでの上位4人が(有資格者を除く)がメジャー最終戦のチケットを手にする。
なお、日本ツアーのシーズン第2戦は4月の国内初戦「東建ホームメイトカップ」になる。
〈主な出場予定選手〉
ジャズ・ジェーンワタナノンド、浅地洋佑、池田勇太、石川遼、マット・クーチャー、塩見好輝、ヘンリック・ステンソン、谷原秀人、比嘉一貴、藤田寛之、星野陸也、堀川未来夢、宮里優作、宮本勝昌、武藤俊憲、ジャスティン・ローズ