2008年 マンシングウェアオープンKSBカップ

谷原秀人、独走首位でツアー記録更新も!

2008/05/24 18:55
7番で5連続となるバーディを奪った谷原。ギャラリーに手を上げて応える。

岡山県にある東児が丘マリンヒルズGCで行われている国内男子ツアー第6戦「マンシングウェアオープンKSBカップ」の3日目、前日までの晴天は一転、朝から雨がコースを濡らした。日中は時折強く降る程度だったが、雨が降ったことによりグリーンは柔らかさを増し、スコアの伸ばしあいの展開になった。

2日目を終え、単独首位に立った谷原秀人はこの日も好調をキープする。3番パー3で2mを沈めたのを皮切りに、7番まで5連続でバーディ奪取。6番の5mを除いて、すべて2m以内につける正確なショットが光った。

折り返した15番パー5では、グリーン奥からチップインイーグルを決めるなど、この日「65」で回った谷原は、通算19アンダーまでスコアを伸ばし、2位に6打差をつけて今季初優勝へ大きく前進した。

「これだけ差があるので、もっと離してやろうという気持ちでやりたい」という谷原。ツアー最多記録の26アンダーパーの更新も視野に入ってきた。

通算13アンダーで2位タイに続いたのは、この日5つスコアを伸ばした富田雅哉佐藤信人の2人。永久シード獲得となる通算25勝に王手を掛けている片山晋呉は、通算12アンダーの4位タイ。谷口徹は11アンダーの6位につけている。

初優勝を目指す富田だが、「といっても、谷原と離れているので意識しないでやります」
「ボギーが無いことに満足してます。今週はたまたま」という佐藤信人
「調子だけが凄く良いので信じてやりきっているのがいんじゃないかと」と片山
「明日は最低14アンダーは行きたい」という中島雅生

2008年 マンシングウェアオープンKSBカップ