2008年 つるやオープンゴルフトーナメント

岩田寛が12アンダーで首位浮上、石川は暫定35位タイ

2008/04/25 20:28
弟子の活躍に負けじと、2日目を「66」で回り暫定5位タイにつけた江連忠

兵庫県にある山の原GC山の原Cで行われている国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」2日目。前日降った雨も上がり、朝から明るい太陽が顔を出した。この日は6時50分から第1ラウンドの残りを再開。第2ラウンドは9時30分にスタートし、18時38分時点で再び日没によりサスペンデッドとなった。第2ラウンドは35名が消化出来ていない。

この日スコアを伸ばしたのは、第1ラウンドを4アンダーで終えた岩田寛。第2ラウンドの13番で12mのパットを沈めると、それにつられてショットの調子も上昇。1番から5連続バーディを奪うなど、残り1ホールを残して、1イーグル8バーディ2ボギーで8つスコアを伸ばし、通算12アンダーの暫定首位に立っている。

さらに注目は、この日「66」を出して通算6アンダー、暫定5位タイにつけた江連忠。「正直予選通過を目指してやっていた」というものの、2001年以来7年ぶりの予選通過を確実にして満面の笑み。暫定首位の岩田も「プライベートで回るけど、あまり勝ったことがない」と、その技術の高さを認めている。きしくも米国女子ツアーでは、上田桃子が首位タイにつけているが、師匠も負けじとその存在感を示している。

暫定2位には、終了間際の15番パー5でイーグルを奪った宮里聖志が通算8アンダー。3位タイには片山晋呉山下和宏が続いている。石川遼は、5つのバーディを奪ったものの、14番でのダブルボギーが響いて通算1アンダー。暫定35位タイから3日目の巻き返しを狙う。

最終18番でバーディを奪い、気合のガッツポーズを見せる石川遼
1ホールを残して8つスコアを伸ばした岩田寛が暫定首位タイに浮上した
13番でバーディを奪いガッツポーズを見せる片山晋呉
2年前の今大会で最年長予選通過記録を更新した杉原輝雄だが、今年は突破ならず

2008年 つるやオープンゴルフトーナメント