全英2位のクーチャーが参戦 復調目指す石川遼と予選同組に

◇国内男子◇ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 事前情報◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース（千葉）◇7119yd（パー71）

日本男子ツアーはメジャー第3戦「日本オープン」を終えて残り7試合。賞金王レースは佳境に入った。前週3位で終えた小平智は、ランキングトップに立ってディフェンディング大会に帰ってくる。

今季3勝の宮里優作はランク2位に一歩後退して大会初優勝を狙う。3年ぶりのナショナルオープン王者となった池田勇太にとって、袖ヶ浦カンツリークラブは幼いころから慣れ親しんだコース。2009年大会から2連覇した実績も、もちろん2週連続優勝、今季4勝目を後押しする材料だ。

今年は大会冠のブリヂストンと契約を結ぶマット・クーチャー（米国）が出場。リオ五輪銅メダリストで、今年7月の「全英オープン」ではジョーダン・スピースとの激闘で2位に入った39歳は、2002年の「カシオワールドオープン」以来15年ぶりの日本ツアー参戦となる。

米ツアーの出場権を失い、前週の国内復帰戦「日本オープン」で予選落ちを喫した石川遼もエントリー。予選ラウンドはクーチャー、石川、宮里の豪華ペアリングが実現し、午前9時10分に10番からスタートする。賞金トップの小平と、大会ホストプロの片岡大育＆宮本勝昌が同組入ったペアリングも注目を集めそうだ。

大会の優勝者には、翌年の世界選手権シリーズ「WGCブリヂストン招待」の出場資格が付与される。2017年のWGCブリヂストンを制した松山英樹への挑戦権を得るのは誰になるか。

＜主な出場予定選手＞
小平智、池田勇太、伊澤利光、石川遼、今平周吾、大堀裕次郎、尾崎将司、片岡大育、谷口徹、星野陸也、堀川未来夢、宮里優作、マット・クーチャー