今季の試合出場は5戦目・・・ベテランの横田が首位発進を決めた

◇国内男子◇カシオワールドオープン 初日◇Kochi黒潮カントリークラブ（高知県）◇7315ヤード（パー72）

南風が穏やかに吹き、汗ばむ陽気の絶好のコンディション。2010年「キヤノンオープン」以来、ツアー通算3勝目が遠い横田真一が7バーディ、1ボギーの「66」をマークし、6アンダーの首位タイで滑り出した。

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横田と並んでトップでスタートしたのは韓国のパク・サンヒョンと、新鋭・今平周吾。2011年末にプロ転向した今平は10月に閉幕した今季の下部ツアー、チャレンジトーナメントで賞金王となり、既に来季の出場権を手にした勢いで初勝利を狙う。

1打差の4位に2011年大会を制した高山忠洋、久保谷健一、冨山聡。さらに1打差の4アンダー7位タイに小平智、塚田陽亮、平本穏、額賀辰徳らがつけた。

カシオ計算機株式会社と所属契約を結ぶホストプロ、石川遼は5バーディ、2ボギーで回り3アンダーの13位タイ。今大会で優勝すれば、次週の最終戦「日本シリーズJTカップ」を残して初の賞金王戴冠が決まる可能性を持つ小田孔明も同じく「69」をマークした。小田を約1700万円差で追うランク2位の藤田寛之は1アンダーの37位タイでスタートした。