2001年 宇部興産オープンゴルフトーナメント

7連続のT.ハミルトンが首位、手嶋は11バーディの大爆発!

2001/11/02 18:00
11バーディを量産し、3位に浮上した手嶋多一

国内男子ツアー「宇部興産オープンゴルフトーナメント」は初日と同じように、2日目もスコアを伸ばす選手が続出し、順位も大きく動いた。

初日8アンダーをマークし首位に立っていた尾崎直道は、この日もスコアを3つ伸ばし11アンダーとしたが、7位に後退してしまった。替わって首位に立ったのは、2日連続で7アンダーをマークしたT.ハミルトンだった。

10番ホールからスタートしたハミルトンはいきなりボギーを叩いた。しかし、18番ホールから怒涛のバーディラッシュが始まった。5メートル、2メートル、そして6メートルと面白いようにバーディパットが決まり、6番ホールまで7ホール連続のツアータイ記録を出した。

「7番もバーディチャンスだったんだよ。1.5メートルを外してしまった。記録は知らなかった。とにかくリラックスしてたよ。説明するのは難しい。いわゆる”はまった状態”。いつもなら風を読んだり、距離を考えたりしてるけど、今日はキャディと話しながら、リラックスしてプレーしてた。説明しようがないね」

13アンダーの単独2位には9アンダー63でまわった飯合肇。アウトコースで1イーグル、5バーディで29をマークした。その上をいく62をマークした川原希が12アンダーの3位グループに浮上した。

そして、この日最もスコアを伸ばしたのは、日本オープン覇者の手嶋多一だった。1アンダー63位からスタートした手嶋は、バーディを11個もかき集めた。前半に4つ、後半には11、12番で取ると、14番から上がり5ホール連続となるバーディフィニッシュ。

同じく12アンダーには片山晋呉D.ウィルソンが並んでいる。初日に伊沢が棄権をしたが、今週は日替わりでスコアを伸ばす選手が登場し、ハイスコアでの優勝争いが展開されそうだ。

2001年 宇部興産オープンゴルフトーナメント