宮本勝昌が4打伸ばして首位をがっちりキープ。
2001/06/16 18:00
国内男子ツアー「タマノイ酢よみうりオープンゴルフトーナメント」の3日目。昨日単独首位になった宮本勝昌がスコアを4つ伸ばし15アンダーで首位をキープした。
「久々に緊張しました。しびれながらプレーしていました。でも、2番でいいバーディがとれて、それからはリラックスしてプレーすることができました」その後も4番でバーディを奪った宮本は、7番339ヤードパー4で1オンに成功した。そして7メートルのイーグルパットを慎重に沈めイーグルを奪った。
「優勝争いは楽しいですね。今日も楽しかったですよ。なかなか、この緊張感というのは予選を取っているくらいじゃ味わえないですから。1打1打の緊張感というのはゴルフでしか味わえないですから、かみしめながらやってます」
宮本を追いかけるのは3打差の12アンダーに3人が並んでいる。宮里聖志といえば東北福祉大に通う弟、優作の活躍に押されがちだが、兄の意地を見せ宮本と同じく3日間60台をマークし、着実にスコアを伸ばしてきた。今シーズン絶好調、というか優勝はないものの度々優勝争いに加わる手嶋多一がスコアを5つ伸ばして来た。また、この日初めて最終組でラウンドしたいう福沢義光は、落ち着きのある安定したゴルフで2つスコアを伸ばし2位タイにつけている。
今週と来週のミズノオープンで決まる全英オープンへの出場権をかけ、最終日は熱い戦いが繰り広げられそうだ。