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L.ドナルドが独走で最終日へ 薗田、B.ジョーンズが4差を追う

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 3日目◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7027ヤード(パー71)

朝から冷たい雨が降る大会3日目、最終組がスタートし、2番のティショットを終えてセカンド地点に着いたところで、コースコンディション不良による一時中断、次第に曇り空へと変わり12時に競技再開となった。そんな中、後続に4打差をつけて独走態勢でスタートしたルーク・ドナルド(イングランド)が、3バーディ、3ボギーと足踏みするも、通算13アンダーで単独首位をキープして最終日を迎える。

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通算9アンダーの2位タイには、「66」をマークしたブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)ほか、薗田峻輔の2選手、通算8アンダーの4位タイには藤田寛之小泉洋人が続いている。続く通算7アンダーの6位タイには、最終ホールをイーグルとしたアマチュアの松山英樹ほか、片山晋呉河野晃一郎の3選手が並んでいる。

初日の出遅れを取り戻し、19位タイからスタートした石川遼の3日目は、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「73」とスコアを落とし、35位タイに後退している。

<日本勢最上位でルーク・ドナルドに挑む薗田峻輔

大会3日目に最終組でルーク・ドナルド藤田寛之とラウンドした薗田峻輔は、世界ランク3位のゴルフを目の当たりにし「崩れないゴルフ」と感じた。それでもスタートの1番でバーディを先行した薗田は、10番、11番と連続ボギーをたたいたが、その後はパープレーを続け最終18番パー5でバーディを奪い、スタート時の9アンダーを維持して最終日も最終組でドナルドとのラウンド権を掴んだ。

1番で8mのバーディパットを決めて勢いに乗りたかったが、2番の2打目地点に着いたところで約2時間の中断に巻き込まれた。「スタートしたばかりだし、あまり気にならなかった」と話すが、その後はショットがピンに絡まずパーセーブを繰り返すことになった。

終盤の16番ではティショットでフェアウェイをとらえて107ヤードの2打目を迎えた。手にしたクラブは52度のウェッジ。グリーン左サイドに切られたピンを狙うショットは、出だしから左方向に飛び出してラフに捕まってしまう。「あれはショックでしたね。あの距離で曲げるなんて自分が嫌になる」と悔しがるが、なんとかパーで切り抜けた。

そして最終18番パー5、2オンを狙った残り270ヤードの2打目はグリーン左サイドのバンカーに捕まるが、3打目をピン1mに寄せてバーディフィニッシュ。「最終組でラウンドしてスコアを崩さなくて良かった。(逆転優勝?)それ、やばいですよね。世界3位を破って優勝なんてゾクゾクしちゃうよね」。ラウンドの内容は満足のいくものでは無かったが、首位のルークとの差は4打と変わらず最終日に挑む。

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