2009年 ダンロップフェニックストーナメント

モリナリがプレーオフを制す! 石川は22位、池田は46位

2009/11/22 16:15
プレーオフ2ホール目にバーディを奪い、R.カールソンに競り勝ったE.モリナリ

宮崎県にあるフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー第22戦「ダンロップフェニックストーナメント」の最終日。単独首位からスタートしたエドアルド・モリナリ(イタリア)と、1打差の2位タイで追うロバート・カールソン(スウェーデン)が通算13アンダーでホールアウト。今大会では3年ぶりとなるプレーオフへともつれ込んだ。

18番パー5の繰り返しで行われたプレーオフ。1ホール目はともに分け合い、迎えた2ホール目。先にバーディパットを外したカールソンに対し、モリナリが1メートルのバーディパットを沈めて決着。これで今大会の優勝者は、2003年から7年連続で海外勢が手にする結果となった。

首位に6打差、通算7アンダーの3位タイには、宮瀬博文シェーン・ローリー(アイルランド)。通算6アンダーの5位タイに、エディ・リー高山忠洋。通算5アンダーの7位タイに、藤田寛之丸山茂樹小田龍一丸山大輔ら6人。片山晋呉は通算4アンダーの13位タイで競技を終えた。

賞金ランクトップを走る石川遼は、4バーディ、4ボギーと伸び悩み、通算1アンダーの22位タイで終了。同2位で追う池田勇太は通算5オーバーの46位タイに終わり、残り2試合を残し、その差は約700万円に広がった。

6ストローク伸ばしてプレーオフに進出したロベルト・カールソンだったが・・・
通算7アンダーまでスコアを伸ばし、日本人選手最上位の3位タイに入った宮瀬博文
多少お腹が出ていても腰の切れは若さの証!22歳のシェーン・ローリーが3位タイ
最終18番のバーディで通算6アンダーの5位タイに食い込んだ高山忠洋
8番で右の林に入れた丸山茂樹。ナイスリカバリーでパーセーブし気合のガッツポーズ
ショットの度にへんな顔をするエドアルド・モリナリ。表情を変えないR.カールソンとは対象的だった
ロバート・カールソンの私設応援団。グリーンに2オンするたびに大声で声援を張り上げていた
雨がひどくなった後半に耐えるゴルフで7位タイに食い込んだ丸山大輔
雨が降る前の前半に3ストローク伸ばした藤田寛之。5つスコアを伸ばし7位タイ
18番でグリーンサイドのバンカーから脱出に失敗!ダブルボギーを叩く池田勇太
「見た!完璧でしょ」。18番で6mのイーグルパットを沈め興奮気味の小田龍一
12位タイスタートの小山内護は18番で+6を叩き46位に急降下!賞金シードも厳しい状況だ

2009年 ダンロップフェニックストーナメント