2009年 ダンロップフェニックストーナメント

海外勢が躍進! 久保谷がイーグルで追いすがる

2009/11/21 15:35
8アンダー単独首位に浮上した招待選手のE.モリナリ

宮崎県にあるフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー第22戦「ダンロップフェニックストーナメント」の3日目。シビアなピンポジションにより全体的にスコアが伸び悩む中、決勝ラウンドに入り海外招待選手がいよいよ本領を発揮してきた。

4位タイからスタートしたエドアルド・モリナリ(イタリア)が2ストローク伸ばし、通算8アンダーの単独首位に浮上。通算7アンダーの2位タイには、7位タイスタートのロバート・カールソン(スウェーデン)が浮上し、昨年の欧州ツアー賞金王が優勝争いに名乗りを挙げた。もう1人の2位タイは、首位からスタートした久保谷健一。首位から陥落したとはいえ、最終18番パー5では7メートルのイーグルパットを捻じ込み、明日の最終日へと繋げるフィニッシュを見せた。

通算5アンダーの4位タイには、宮本勝昌金庚泰(韓国)、高山忠洋小田龍一前田雄大の5人。片山晋呉ら5人が、通算3アンダーの12位タイで続いている。石川遼は序盤からショットが安定せず、ボギーが先行する苦しい立ち上がり。それでも後半に巻き返して「71」のイーブンにまとめ、ビジェイ・シン(フィジー)らと並び通算1アンダーの20位タイにつけている。

石川と賞金王争いを演じている池田勇太は、終盤の3連続ボギーが響き、通算6オーバーの56位タイと浮上のきっかけを掴めずにいる。

ショットの前に必ず片目で目標を定めるR.カールソン。これが10秒止まるのでスロープレーの原因なのでは!?
前半4つスコアを落とした久保谷健一が18番でカラーからイーグルを奪い2位タイに踏みとどまった
中盤の3連続ボギーが痛かったが、首位とは3打差で最終日を迎える高山忠洋
首位タイスタートの前田雄大は3番のバーディで一時単独首位に浮上したが3位タイで3日目を終えている
強気のパッティングがこの日は不発!?スコアを1つ落とした小田龍一
午前8時、トップ組でスタートしたビジェイ・シン。やっとアンダーパーが出て20位タイに浮上
「やっぱり朝は缶コーヒーですか?丸大さん」って、ラウンド中に缶で飲むのは珍しい光景です
入っちゃった!3番でチップインバーディを奪い3連続バーディの丸山茂樹は照れ笑い
親亀の上に小亀が乗って~♪横田真一のキャディを務める中居謹蔵さん、相変わらず大きいですね
「やべっ、打ちすぎちゃった!」傾斜の横位置につけ往復してしまったシェーン・ローリー
今週シード権獲得の圏内に入れるか!?小山内護。食いしばった唇から歯を覗かせてトトロみたい?
4番のバーディで6アンダーまで伸ばした片山晋呉だが・・・3アンダー12位タイで最終日へ
バンカーから1打目をトップし壁に突き刺さる目玉状態にしてしまった韓国の裵相文。何とか脱出に成功!
木の根元から身体は木の後ろで腕は木の前へ、低いドローボールでナイスアウトした星野英正「さすが上手い!」
「俺って意外と几帳面なんだよ」ラウンド中に上着を脱いだら丁寧にたたんでキャディバッグにしまう池田勇太

2009年 ダンロップフェニックストーナメント