2009年 三井住友VISA太平洋マスターズ

今野康晴が昨年のそして日本OPのリベンジ果たす!!

2009/11/15 16:03
ほぼ4年ぶりとなる通算7勝目を挙げた今野康晴

静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで開催されている、国内男子ツアーの第21戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終日。前日までとは異なり晴天には恵まれたが、冷たい風が吹き付ける中、18,356人と今季最多のギャラリーが会場に押し寄せた。

前日が悪天候の影響などで日没サスペンデッドになったため、8時45分に再開された第3ラウンドの残りで、今野康晴が2つスコアを伸ばし14アンダーの単独首位で最終ラウンドに入った。

今野は昨年のこの大会で、片山晋呉とのプレーオフまで残りながらも惜敗。さらに今年の日本オープンでも優勝した小田龍一石川遼とのプレーオフに進出したが敗戦。最終日の今野は、6番パー5でダブルボギーを叩いたが、通算13アンダーでホールアウトし、2位に2打差をつけて優勝を飾った。今野は4年ぶりのツアー7勝目となる。

11アンダーの2位は久保谷健一ハン・リー。さらに1打差の10アンダー4位には石川遼と、横尾要の2人が並んだ。石川は賞金660万円を加算し、賞金総額を1億5962万円に伸ばした。右手首の負傷中の池田勇太は、通算イーブンパーの45位タイに終わったため、賞金総額は1億5415万円止まり。石川が池田を約550万円の差をつけて3週間ぶりにランキング首位に返り咲いている。

ウィニングパットを沈め、キャディと抱き合う今野康晴。ようやく歓喜の瞬間が訪れた
「パットが酷かったのでしょうがない」と話す久保谷健一は、2打及ばず2位タイで終了
4位タイで終え、賞金ランクトップの座を奪回した石川遼
最終ラウンドは伸び悩み、4位タイで終えた横尾要
今田竜二は後半に伸ばし、通算8アンダーの10位タイに浮上して終えた

2009年 三井住友VISA太平洋マスターズ