石川、池田は伸びず!今野、横尾、宮里が上位に浮上!
2009/11/13 16:23
静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで開催されている、国内男子ツアーの第21戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」の2日目。初日と同じく曇り空で気温も10度までしか上がらず、連日寒さが続いている。
その状況の中で、最もスコアを伸ばしたのは3アンダー10位からスタートした今野康晴。6番パー5で、残り253ヤードの2打目を3番ウッドで2オンに成功。10mのイーグルパットを決めるなど、1イーグル、6バーディ、1ボギーで通算10アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に浮上した。
首位と2打差の8アンダー2位には、横尾要、宮里優作、津曲泰弦の3人。7つのバーディを量産した宮里は「今日はパットに助けられました」と話すように、長い距離のパットが何度も決まった。さらに1打差の7アンダー単独5位には近藤共弘が付けている。
初日首位と1打差の4位タイにつけた石川遼は、4バーディ、3ボギーでスコアを1つ伸ばし5アンダーにしたが順位は13位タイまで下げた。最終18番パー5は、2オンを狙ったが池に捕まるトラブル。3打目は池の中からショットし、グリーンをオーバーするが1パットのパーで凌いだ。「最後のナイスパーは明日につながります」と、スコアは伸び悩んだが暗い表情は見せなかった。
また、石川と同じ4アンダースタートの池田勇太は、スタートから3連続ボギーと最悪のスタート。その後は、ショットの安定感が戻り、スタート時の4アンダーに戻した。右手首痛が心配されるが、4日間戦いきることは出来るのだろうか。