フジサンケイクラシック初日が中止に
2011/09/01 10:41
山梨県の富士桜カントリー倶楽部で行われる国内男子ツアー第13戦「フジサンケイクラシック」は大会初日の1日(木)、降雨によるコースコンディション不良のため中止となった。2日(金)から第1ラウンドを開始する。
山梨地方は太平洋沖から日本列島に接近中の台風12号の影響で、前日8月31日(水)の日中から、1日にかけて強い雨に見舞われた。バンカーやグリーンに水が溜まり、午前6時半に中止が決まった。
大会側は午前5時30分からコース状態をチェック。復旧に努めたが、今大会の競技委員長を務める日本ゴルフツアー機構(JGTO)の中島和也ツアーディレクターは「あらゆるバンカーで水たまりができ、砂が流れている状況。また、グリーンやティグラウンド、フェアウェイもいたるところでカジュアルになっている。とてもプレーできる状況ではない。6時半の時点の予報では天候の回復が見込めず、不安定な状態が続く」と説明した。
今後、天候及びコースコンディションに回復すれば2日(金)の午前7時20分から第1ラウンドを開始予定。しかし2日以降の天候も思わしくなく、大会最終日までに競技が54ホールや、36ホールに短縮される可能性もあるが、同ディレクターは「現時点では72ホールを消化する可能性を残しつつ、日照時間や出場選手の数などのあらゆる状況を考慮して、検討する」とした。