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上田が8アンダーで単独首位!片山順調、遼は苦戦

兵庫県にある山の原GC山の原Cで行われている国内男子ツアー第2戦「つるやオープン」の初日、午前中は霧雨もぱらつく肌寒い天気となったが、午後には雨雲は姿を消し、代わって春の名残を吹き飛ばす、花嵐の一日となった。

この日、単独首位に立ったのは、トーナメントレコードに迫る「63」をマークした上田諭尉。7時40分と早い時間のスタートとなった上田は、風の吹き出す前の午前中に5バーディを奪って折り返すと、後半は3番でチップインイーグルを奪うなど「32」とスコアを伸ばし通算8アンダー(パー71)。2位に4打差をつけるロケットスタートを決めている。「去年のパナソニックで“9(アンダー)”を出したので、自分の中で“9”は行きたかった」と欲も見せたが、「今日はとりあえず出来過ぎです」と笑顔で締め括った。

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通算4アンダーの2位タイに続くのは、横尾要原口鉄也B.ジョーンズ(オーストラリア)の3選手。さらに1打差の5位タイに、「マスターズ」で歴代日本人最高位の4位に入り、今大会が復帰初戦となる片山晋呉を始め、近藤共弘岩田寛ら8選手が続いている。

また、若手選手に刺激されたのか、永久シード組も好調だ。尾崎将司が1アンダーの22位タイ、青木功倉本昌弘が1オーバーの43位タイと好位置につけている。一方、平日にも関わらず4,506人の大ギャラリーが訪れ、一番の注目を集めた石川遼は、ドライバーが左右にぶれて、1バーディ3ボギーの「73」。通算2オーバーの62位タイと出遅れ、明日は上位60位タイまでのカットラインを意識した戦いとなりそうだ。

2009年 つるやオープンゴルフトーナメント



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