2009年 マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント

矢野、星野、金が首位発進!石川遼も連覇に向け好スタート

2009/10/29 16:10
6バーディノーボギー。コースとの相性も良く、ゴルフの調子も良い

国内男子ツアー第19戦「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」が、兵庫県のABCゴルフ倶楽部で開幕した。初日は快晴で風もなく、多くの選手がアンダーパーをマーク。その中でも矢野東星野英正金亨成(韓国)の3人が6アンダーまでスコアを伸ばし首位で並んでいる。

星野は9番でこの日唯一とも言えるピンチを迎えたが、無難にパーで切り抜けると6バーディ、ノーボギーと安定したゴルフを展開。矢野は前半に思い通りのゴルフが出来ず、イラつく場面もあったが、7バーディ、1ボギーのゴルフで首位につけている。

首位と2打差の4アンダー4位には、大会連覇を狙う石川遼が、宮本勝昌と並んでいる。10番からスタートした石川は、15番でティショットを右に曲げてしまうがパーをセーブ。後半も6番でティショットを左サイドの崖下に打ち込みピンチを迎える。しかし、ここで石川の本領発揮、ピンチをチャンスに変えてバーディを奪い、ここから3連続バーディを奪った。

さらに1打差の3アンダーには藤田寛之片山晋呉近藤共弘など実力者が並び、首位の座を狙える好スタートを切っている。昨年大会同様、グリーンは硬く締まって速い状態だが、ラフは多少短めのため、2日目以降もスコアを伸ばす選手が続出しそうだ。

7バーディ1ボギーの「66」。今季2度目の首位タイ発進の矢野東
6番ではティショットをがけ下に落としたもののバーディ奪取。リカバリーが見事だった石川遼
9番では右バンカーから左ラフに大きく曲げ、ダブルボギーとした片山晋呉
石川、矢野と同組となった小田龍一。この日は安定感を欠いて1オーバー38位タイ
上がり4ホールで3バーディ。首位と3打差の6位タイと好発進の近藤共弘

2009年 マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント