2006年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント

原口鉄也が単独トップ! 片山晋呉の賞金王も確定! M.ウィは予選敗退

2006/11/24 18:00
16番で隣の15番ラフに打ち込んだM.ウィ

高知県にあるkochi黒潮カントリークラブで行なわれている、国内男子ツアー第27戦「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」の2日目。天候にも恵まれ、平日ながら3,058人という多くのギャラリーを集める中、通算10アンダーで原口鉄也が単独トップに君臨した。

原口は4番、5番で連続バーディを奪うなど、計5つのバーディを奪取。13番で唯一のボギーを叩いたものの、スコアを4つ伸ばし後続に1打差をつけている。

通算9アンダーの単独2位には、スコアを3つ伸ばしてきたジーブ・ミルカ・シン(インド)がつけ、通算8アンダーの単独3位に加瀬秀樹が浮上。

注目のミッシェル・ウィ(アメリカ)は、昨日不調だった新型ドライバーを、従来モデルのサスクワッチへと戻して出場。出だしのホールでは、同組の横尾要と飛距離の遜色もなくフェアウェイの真ん中へボールを運び、好プレーを予感させた。ところが、その後はティショットを左に引っかけるミスが目立ち、6ボギー、1ダブルボギーでホールアウト。スコアを8つ落とし、今大会通してバーディを奪うことなく通算17オーバーの100位で予選落ちを喫している。

強豪勢では、矢野東が通算7アンダーの4位タイ。片山晋呉丸山大輔らも通算6アンダーの7位タイと好ポジションを得ている。さらに深堀圭一郎谷口徹らが5アンダーでこれを追う展開。なお、谷原秀人が通算1オーバーの68位タイで予選落ちとなった為、片山の3年連続国内ツアー賞金王が確定している。

アイアンショットでは体が前方に突っ込むシーンが多かったミッシェル・ウィ
12番では崖下からリカバリーし、ナイスパーのミッシェル・ウィ
9番バーディパットは惜しくも入らず、思わずひざを崩すミッシェル・ウィ
1番スタート前にサングラスをかけたミッシェル・ウィ。この日は最後まで外さなかった

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