遼惜敗!小田龍一が初優勝をメジャーの大舞台で飾る
2009/10/18 16:53
埼玉県にある武蔵カントリークラブ豊岡コースで行われている国内男子メジャー第3戦「日本オープン」の最終日、会場には17,678人の大ギャラリーが詰め掛け、勝負はそのギャラリーの期待を裏切らない大熱戦となった。
この日、スコアを伸ばしたのは、首位と4打差の5位タイからスタートした小田龍一。この日のベストスコアとなる「67」で回って通算6アンダーとし、首位で先にホールアウトする。
それを追いかけるのは、最終組の石川遼と今野康晴の二人。17番でバーディを奪った石川が、小田、今野と並ぶ6アンダーで最終18番を迎える。ここで第2打をピン右4mにつけた石川だったが、このパットはカップの淵をなめて惜しくも入らず。勝負は3人のプレーオフにもつれ込んだ。
プレーオフ1ホール目は3人パー。迎えた2ホール目、ピン左8mにつけた今野のバーディパットは僅かに外れ、右上カラーから6mの石川のバーディパットは再びカップに蹴られて苦笑い。小田がピン上2mのウィニングパットをしっかりと沈めて、ツアー初優勝をメジャーの大舞台で飾っている。