今年の日本一は誰の手に！？ 石川遼はメジャー初タイトル獲得なるか

国内男子ツアーのメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が10月15日（木）から18日（日）の4日間に渡り、埼玉県にある武蔵カントリークラブ 豊岡コースで開催される。アマチュアを含め、今年の男子ゴルファーの頂点を決めるビッグトーナメントが間もなく幕を開ける。

昨年大会は、片山晋呉がただ1人のアンダーパーとなる通算1アンダー、4日間首位の座を守り切る完全優勝。大舞台で強さを見せつけ、通算25勝目となる永久シード獲得に花を添えた。石川遼も単独2位に食い込む活躍を見せ、主役たちの争いに日本中が大いに沸く週末となった。

片山は、今年もタイトル獲得に向けて意欲満々。前週の「キヤノンオープン」では「（日本オープンのことは）頭に入れながらプレーしていた」と話すほど。かねてからナショナルオープンに強い意気込みを口にしているだけに、今年も高いモチベーションで臨むはずだ。また、石川は前週に出場した「ザ・プレジデンツカップ」で目覚しい活躍を見せ、意気揚々と今大会に乗り込む。疲れや時差ボケの影響が心配されるが、国内メジャー初タイトルへの期待は高まるばかりだ。

さらに、前週の「キヤノンオープン」を制し、賞金ランクトップの石川との差を約200万円に詰めた池田勇太にも注目。谷原秀人や矢野東、谷口徹、中嶋常幸ら中堅・ベテラン勢を交え、ナショナルオープンならではの難コースを舞台に熾烈な争いが繰り広げられる。

【主な出場予定選手】
片山晋呉、池田勇太、石川遼、久保谷健一、近藤共弘、谷口徹、谷原秀人、中嶋常幸、藤田寛之、星野英正、丸山大輔、武藤俊憲、矢野東、伊藤誠道（アマ）