2010年 中日クラウンズ

丸山茂樹が首位に浮上!石川は伸びず

2010/05/01 17:01
和合初制覇なるか!?単独首位に立った丸山茂樹

愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開催されている、国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」の3日目。この日は予選ラウンドに比べて風が出始め、グリーンも次第に硬さを増してきた。したがって、バーディも出るが、上位勢もボギーを叩くめまぐるしい展開になり、5アンダー5位タイからスタートした丸山茂樹が、通算7アンダーで単独首位に浮上してきた。

「今日はドライバーでもティショットで、風の下を通すように低い弾道で攻めた」という丸山。スタートの1番、2番で連続バーディを奪い、その後3バーディ、3ボギーと伸び悩んだが、他の上位勢もスコアを伸ばしきれなかったため、2位に1打差の首位で最終日を迎えることになった。

1打差の通算6アンダー2位タイには、2日間首位をキープした上井邦浩とポール・シーハン(オーストラリア)の2人。9アンダーでスタートした上井は、1番でバーディを奪ったが、3番からボギー、ボギー、ダボとスコアを落としてしまった。中盤以降は粘りのゴルフを見せ、首位と1打差に踏みとどまっている。

通算5アンダー4位タイには野仲茂キラデク・アフィバーンラト(タイ)、リャン・ウェンチョン(中国)さらに今野康晴の4人が並び、通算4アンダーの8位タイに池田勇太兼本貴司松村道央藤田寛之が並んでいる。

通算2アンダーの14位タイからスタートした石川遼は、2バーディ、3ボギーと1つスコアを落とし、18位タイに後退してしまった。

この日はオーバーパーの今野だが、首位とはまだ2打差
ラインが見えた!?ポール・シーハンは3つスコアを伸ばして2位タイに浮上
3番で右ラフからロブショットを放つ石川遼。しかし、ピンをオーバーしてしまった
4番ではバンカーからピンそばにピタリ。さすがに上手い丸山茂樹
上品に半身でラインを読む岩田寛は12位タイ
5番以降、4ボギーでスコアを崩した藤田寛之。それでも3打差で追いかける
5番でラフからの第2打を前方の木に当てて、結局ダボ。それでも終盤粘りを見せた上井邦浩
6番も左ラフに入れるピンチだったが、2打目でピンそばにつけてパーセーブ
開幕から3戦連続予選を突破し2週連続上位で戦う松村道央
9番でカラーからパターで直接決めてバーディを奪った池田勇太
長尺ドライバーを使いこなす藤田寛之
歴代チャンプの今野康晴。「明日は優勝を狙いたい」と強気
18番、カラーからのバーディパットが僅かに外れて悔しがる丸山茂樹
18番、自身のティショットを不安そうに見守る石川遼
18番のティショットは右ラフ。大勢のギャラリーが見守る中、ショットを放つ石川遼
しかし、グリーンに上がった遼君はなぜか笑顔。忙中閑あり

2010年 中日クラウンズ