藤田が独走態勢に! 石川遼は2位に急浮上、池田は予選落ち
2010/04/24 18:08
兵庫県にある山の原ゴルフクラブ 山の原コースで行われている、国内男子ツアーの第2戦「つるやオープン」の予選第2ラウンド。朝のうちは雨、午後になり晴れ間ものぞいたが、日中を通して風が吹き、肌寒い中でのラウンドとなった。
通算10アンダーで単独首位に立ったのは、単独3位からスタートした藤田寛之。前半だけで4バーディを奪って一気に首位に躍り出ると、後半も1ストローク伸ばしてホールアウト。特に3つのパー5全てでバーディを奪うなど、持ち味である安定感が際立つラウンドとなった。2位に4打差をつけ、独走態勢で最終日を迎える。
通算6アンダーの2位タイに続くのは、いずれも午前組からスタートした横尾要、谷口徹、そして石川遼。1アンダーの36位タイからスタートした石川は、前半に1ストローク伸ばして折り返した後半に爆発。12番と15番でバーディ、さらに16番パー3ではグリーン周りの深いラフからロブショットでフワリと浮かせ、カップに捻じ込む技ありのチップインバーディ。続く17番でもバーディを奪い、この日5バーディ、ノーボギー。会心のゴルフで優勝争いに名乗りを挙げた。
通算5アンダーの5位タイには、首位から陥落した丸山大輔のほか、田中秀道、小泉洋人、河合博大、井戸木鴻樹、デービッド・スメイル(ニュージーランド)。片山晋呉と丸山茂樹は、ともに通算4アンダーの11位タイ。池田勇太は5ストローク落とし、通算5オーバーで予選落ちを喫している。
競技は54ホールに短縮されたため、決勝ラウンドは明日の最終日に18ホールのみ実施される。