初代王者はS.ガルシア! 母国での勝利に歓喜
2008/10/27 10:41
スペインのクラブ・デ・カンポで開催されている、欧州男子ツアー第42戦「カスティーヨ・マスターズ」の最終日。セルヒオ・ガルシアが地元スペインで、見事初代チャンピオンの座に就いている。
2位に4ストローク差をつけ、最終日を迎えたガルシア。優勝を眼の前にしたこの日、5バーディ、1ボギーと安定した内容で「67」をマーク。通算20アンダーとして、2位に3ストローク差をつける余裕の勝利。母国で堂々の主役を演じきった。
ガルシアに続いたのはピーター・ヘドブロム(スウェーデン)。スタートから4連続バーディを奪うなど、大逆転劇を予想させる立ち上がりであったが、ホームで戦うガルシアの牙城を崩すことはできず、通算17アンダー。単独2位で大会を終えている。
続く単独3位には、終盤の5連続バーディなどで見せ場を作ったアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)。通算15アンダーでフィニッシュしている。通算14アンダーの4位タイには、2位タイからスタートしたサイモン・ダイソン、デビッド・リン(ともにイングランド)、ソレン・ケルドセン(デンマーク)の3人が揃ってフィニッシュ。この日のベストスコア「64」をマークしたアルバロ・キロス(スペイン)は、通算11アンダーでフィニッシュ。順位こそ13位タイであったが、地元の意地を見せて大会を盛り上げた。