G.F.カスタノがL.ウェストウッドの連覇を阻む！

イングランドにあるベルフリーG&CCで開催されている、欧州男子ツアー第38戦「ブリティッシュ・マスターズ」の最終日。ゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ（スペイン）が、リー・ウェストウッド（イングランド）をプレーオフで下し、今季初優勝を手にしている。

第3ラウンド未消化分を終えた後、3位タイからスタートしたカスタノ。この3日間、徐々にスコアを伸ばして迎えた最終ラウンドは、5バーディ、ノーボギーと見事な内容でラウンド。通算12アンダーでホールアウトした。また、首位タイで最終ラウンドを迎えたウェストウッドも、通算12アンダーでホールアウト。決着はプレーオフの結果に委ねられた。

カスタノと、ウェストウッドによるプレーオフは、最終ラウンドから抜群の安定感を保ち続けたカスタノが、連覇を狙ったウェストウッドに競り勝ち、欧州ツアー通算3勝目を手に入れている。

首位タイからスタートしたマイケル・キャンベル（ニュージーランド）は、4バーディ、4ボギーと、安定感を欠いて通算10アンダーのまま。単独3位タイ後退してフィニッシュした。前日大きくスコアを伸ばしていただけに、悔やまれる最終ラウンドとなった。

通算8アンダーの単独4位にはミカエル・ランドバーグ（スウェーデン）。続く通算6アンダーの5位タイには、チャール・シュワルツェル（南アフリカ）と、ジーブ・ミルカ・シン（インド）が並んでフィニッシュしている。