P.ハンソンが逃げ切り、母国で完全優勝を果たす！

スウェーデンにあるアーランダスタッドGCで開催されている、欧州男子ツアー第33戦「SASマスターズ」の最終日。ピーター・ハンソン（スウェーデン）が、4日間首位の座を守り通し、完全優勝を手にしている。

3日間首位を守って最終日を迎えたハンソン。この日はなかなか波に乗れず、15番まで4バーディ、1ボギー、1ダブルボギー。さらに、16番から連続ボギーを叩き、スコアを通算9アンダーまで落とす大ピンチ。しかし、最終ホールを辛うじてパーセーブして逃げ切り、母国で見事に完全優勝を飾った。

逆転優勝を狙って最終日を迎えたニック・ドハティ（イングランド）は、序盤のつまずきから、前半で2つスコアを落としてしまう。後半2バーディで通算8アンダーまで戻したものの、一歩及ばず。昨年に続いて2位と、悔しい結果に終わっている。地元スウェーデンのペレ・エドバーグも終盤まで粘りを見せたが、ドハティと並んで2位タイで大会を終えている。

通算7アンダーの4位タイには、ゲーリー・オー（スコットランド）、ポール・ブロードハーストとサム・ウォーカー（ともにイングランド）の3人が並んだ。デンマークのソレン・ケルドセンは通算6アンダーの単独7位。優勝争いが期待されたダニエル・チョプラ（スウェーデン）は、通算5アンダーの8位タイでフィニッシュしている。