2008年 セントオマール・オープン

強豪不在の中、K.ループが初日単独首位!

2008/06/13 09:46

欧州男子ツアー第27戦「セントオマール・オープン」が、フランスにあるセントオマールGCで開幕。昨年同様、「全米オープン」が同週開催のため、世界ランキング上位の強豪が不在の今大会。この好機にまず首位に立ったのはカッコ・ループ(フィンランド)だった。

多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、ループは3バーディ、ノーボギーという見事な安定感を披露。2位グループとはわずか1打差ながら、単独首位で初日を終えている。今季、欧州ツアーは2戦目というループはこのまま最後まで主役を演じきれるのか?今後の展開に注目したい。

1打差の2アンダーでこれを追うのは、ループと同じフィンランドのミッコ・コルホネン、地元フランスでの勝利を狙うアドリアン・ベルナデ、そして、マーカス・ヒグレー、ジョン・E・モーガンのイングランドコンビという、いずれもチャレンジツアーを主戦場としている面々。大きな実力差はないため、明日も白熱した首位争いを演じてくれるはずだ。

さらに1打差の1アンダー、6位タイで続いているのは、日本の「カシオワールドオープン」にも参戦した事のあるスティーブン・イエッペセン(スウェーデン)ら4人。続くイーブンパー、10位タイには、2006年覇者のシーザー・モナステリオ(アルゼンチン)ら9人が並ぶ混戦となっている。なお、昨年のリベンジを狙うフランシス・カルメル(フランス)は10オーバー、146位タイと、早くも予選通過が危ぶまれている。

2008年 セントオマール・オープン