A.フォーサイスがプレーオフを制し、大逆転優勝!
2008/03/24 09:09
ポルトガルにあるサント・ダ・セラで開催されている、欧州男子ツアー第16戦「マデイラ・アイランド・オープン」の最終日。アラスティア・フォーサイス(スコットランド)が、ヘンニー・オットー(南アフリカ)とのプレーオフを制し、優勝を手にしている。
前日、大きくスコアを伸ばし、単独2位に浮上したフォーサイス。スタート時点で首位のオットーとは5ストロークの差。しかも、3日間安定したゴルフを続けていたオットーの牙城は揺るがないものと思われていたが、フォーサイスは前日に引き続き果敢なゴルフを披露。前半のうちに、伸び悩むオットーに1打差まで迫る。後半に入ってすぐにフォーサイスが首位に立つと、オットーも土壇場の18番でバーディを決め、通算15アンダー。勝負はプレーオフへともつれ込んだ。
その第1ラウンド。勢いで上回るフォーサイスがバーディを決め、勝負あり。12年前の「スコティッシュアマチュアストロークプレイ」のプレーオフと同じ顔合わせとなった戦いは、再びフォーサイスに軍配が上がった。これでフォーサイスは、2002年以来となる欧州ツアー2勝目を手にした。
通算11アンダー、単独3位に食い込んだのは、前日大爆発したゲーリー・クラーク(イングランド)。続く通算10アンダーの単独4位には、スベン・ストルーバー(ドイツ)、通算9アンダーの5位タイにはジョン・ビッカートン(イングランド)ら3人が並んで大会を終えている。