2021年 ヨハネスブルグオープン

変異株影響で欧州開幕戦は54ホール短縮競技に 南ア3連戦は大幅変更

2021/11/27 07:16
暫定首位のスリストン・ローレンス。ヨハネスブルグでの新シーズン開幕戦にも変異株の影響 (Stuart Franklin/Getty Images)

◇欧州男子◇ヨハネスブルグオープン 2日目(26日)◇ランドパークGC(南アフリカ)◇7506yd(パー71)

南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認された影響により、欧州ツアー(DPワールドツアー)の2022年シーズン開幕戦は54ホール短縮競技となることが決まった。

26日に英国政府が南アフリカを含むアフリカ南部6カ国からの入国制限を実施すると発表し、イングランドの選手をはじめ多数のプレーヤーが棄権を余儀なくされた。ツアー側も「南アフリカに居住していない選手、キャディ、トーナメントサポートスタッフの帰国を支援する」との理由から競技短縮に踏み切った。

悪天候のため初日に続くサスペンデッドとなった第2ラウンドは、地元南アフリカのスリストン・ローレンスが連日の「65」をマークして通算12アンダーで暫定首位。ザンデル・ロンバルド(南アフリカ)が8アンダー、アシュリー・チェスターズ(イングランド)が7アンダーで続く。

日本ツアーでも活躍するショーン・ノリス(南アフリカ)が6ホールを残してトータル6アンダー。第2ラウンドを終えたアンヘル・ヒダルゴ(スペイン)とともに暫定4位につけた。

川村昌弘はこの日14ホールを消化して1バーディ、1ボギーのプレー。通算3アンダーで暫定12位となっている。

ツアーの新シーズンは今大会を含めて南アフリカでの3連戦で始まる予定だったが、次週「南アフリカオープン選手権」は同国サンシャインツアーの単独開催となることが決定。さらに翌週の「アルフレッド・ダンヒル選手権」は渡航制限の影響で中止される。

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