2007年 KLMオープン

手嶋多一が首位タイの好スタート!

2007/08/24 07:13
首位タイ発進という素晴らしい滑り出しを見せた手嶋多一(Getty/AFLO)

欧州男子ツアー第35戦「KLMオープン」がオランダのケネマーG&CCで開幕。強豪不在のこの大会、初日首位に立ったのは、日本の手嶋多一とJ.B.ゴネット(フランス)だった。

前週の大会で予選突破が果たせなかった手嶋だが、この日はインスタートの前半から積極的に仕掛ける。12番から3連続バーディを決めて勢いに乗ると、前半上がりの18番もバーディで締めくくる。後半に入ってからも2つのバーディを決め、最終的に6バーディ、ノーボギー。コースレコードとなる「64」をマークし、ゴネットとともに首位。ツアー初優勝を狙うには、これ以上ないスタートを切った。

1打差の5アンダーの2位タイには、2005年「全米オープン」覇者のマイケル・キャンベル(ニュージーランド)ら、7人がひしめき合う大混戦。さらに1打差の4アンダー、10位タイにも、4連続バーディを決めたロス・フィッシャー(イングランド)など10人が並び、本命なき大会を象徴する初日となっている。

また、ディフェンディングチャンピオンのサイモン・ダイソン(イングランド)は、同じイングランドのサイモン・カーン、ゲーリー・ムーフィ(アイルランド)らとともに、3アンダーの20位タイにつけ、2日目以降の上位進出をうかがっている。

2007年 KLMオープン